外国からの旅行者様にはhospitalityをもって歓迎し、日本国の評価を高めたい、という意思でガイドをします。そしてボランティアで実施します。「おもてなし」精神で接しますが、お金をもらわない以上「お客様」ではありませんし、必要以上のサービスはしません。丸一日奴隷のようにタダで奉仕するわけではないし、そういうことに喜びもありませんので、こちらが最大限楽しませてもらえるように、「その日のみの親友」として大いにこちらのペースを基本に遊んでいただきます。下見も勉強もしません。こちらは語学の勉強もさせていただきます(全国通訳案内士の資格獲得の勉強をする者もいるだろう)。訪問地は、こちらも初めて訪れ、その感動をshareするのみです。「タダ働き」での奉仕ですから、それに対して外国人がどう思おうとこちらは一切責任は取りません。そもそも全国通訳案内士の資格を得て高額の収入を目指し、それで飯を食っているプロと、同じ仕事内容ではないがしろにされたプロが激怒するでしょう。「オマエラ、タダで俺たちと同レベルの仕事するな!」と。外国人旅行者が、お金を持ち出す一方のボランティアに最高のおもてなしを期待するのは間違っている。いや、そんなことはない、と主張する奴は社会主義の国でやれ!外国人旅行者に繰り返し強調しておきたい。タダでボランティアガイドに最高のクオリティーを求めるのは「泥棒根性」である。日本国のJNTOはgood will guideという制度をつくってボランティアガイドを推奨し、団体(SGG)を支援している体裁であるが、実質支援0。支援するならばもっと金を出せ!
ボランティアガイドをSGGに集めたいなら、会の運営資金や経費はすべて国が出せ。観光産業を伸ばして観光立国にしたいなら、国は莫大な支援をしろ。でなければ、家の全財産に相当するような高額のお布施をすすんで行い家庭崩壊させるような「ホスピタリティー」精神を教化する宗教団体と同じような誤った「ボランティア精神」のSGGが溢れてしまうぞ。それとも国はそれが狙いなのか?